ジャパンアミューズメントエキスポ2014の中心付近にあった食事を販売するブース。置かれている商品はお弁当や飲み物などありきたりなものでしたが、見慣れない読み取り機器のようなものが設置されていました。これはコナミが数年前から自社アミューズメント施設で展開してきた電子マネー「PASELI」の決済用のリーダーです。会場ではお弁当(PASELIランチお茶付き)が通常650円のところ、PASELIで決済した場合は560ポイント(1ポイント=1円)で購入できるというキャンペーンが実施され、その場に置かれたチャージ機でチャージして購入する人の姿が多くみられました。PASELIはこれまでコナミのアミューズメント施設の中で使える決済手段という印象が強かったのですが、この読み取り機「PASELIリーダー」を普及させ、アミューズメント施設以外での利用を広げていきたい考えです。コナミブースでは「PASELIリーダー」の展示も行われており、ゲーム機との接続方法が説明されていました。容易にゲーム機に接続し、コイン運営との両立も可能。管理はパソコンで行い、無線LANでの接続となるようです。コナミは自社の全てのアミューズメントゲーム機をPASELI対応する方針ですが、他社の機器や今回のショップでの決済手段としても「PASELIリーダー」を利用することで展開が可能となります。まずは消費税対策として柔軟な価格設定を実現するためにPASELIという電子マネーの利用を広げていくことになりそうですが、その先にはPASELIで決済できるものを広げていくという未来もありそうです。
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