第2回目の今回は、ソーシャルゲーム業界から「コンソールゲーム業界で働きたい!」という想いを持って、その夢を叶えたAさん、Bさんの事例をご紹介します。
新卒でソーシャルゲームプロバイダーに入社したAさんは、ゲームの企画担当として複数の人気タイトルの開発に携わってきました。短期間で開発し、リリース後すぐにユーザーの反応がわかる環境にやりがいを感じていたものの、多くのゲーム開発に携わるうちに、「多くの人数、時間をかけて、より作り込んだゲーム創りに携わりたい」という想いが強くなり、コンソールゲーム業界へのチャレンジを決意します。しかし、周囲にソーシャルゲーム業界からコンソールゲーム業界への転職を成功させた例が少なく、エージェントに相談にいくことにしました。
Aさん「皆で時間をかけて1個のゲームを作る、そのプロセスを体験してみたいんです。コンソール業界にいくことは可能でしょうか??」
エージェント「いきなり有名タイトルの企画に携わるのは難しいですが、今はコンソール各社もソーシャルゲームやオンラインゲームを作っているので、そこでソーシャル出身の方を募集しています。同じソーシャルゲームでも、かなり時間をかけて作っているので、今までとは違うゲーム創りを体験出来ますよ!」
そんなやり取りから、コンソールゲームメーカーのソーシャル部門の選考を受け、見事内定。入社を決めました。
同じく、ソーシャルゲームメーカーからコンソールゲームメーカーへの転職を目指していたBさん。企画職で応募をするも、なかなか選考通過しない日々が続いていました。
そんな折、エージェントから紹介を受けたのが、とある有名ゲームのWebマーケティング職。ゲームに関する知識と、ソーシャルゲームを運営する中で培ってきたWebマーケティングの経験が、求める人物要件にぴったりマッチするとのこと。元々希望していた職種ではなかったものの、1度面接に行ってみることに。
すると、ゲームを作る部門ではなくとも、ゲーム好きなメンバーが集まっていること、また、彼らが「自社のゲームをより多くの人に楽しんでもらいたい!」と心から思っていることがわかり、段々とその仕事に魅力を感じるように。最終的には、「今後オンライン上のゲームを展開していくにあたり、君のような経験を持った人が必要なんだ」という事業部長の言葉に後押しされ、入社を決意したということです。

ゲームを作るばかりがゲームの仕事とは限らない
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