東京ゲームショウでCyberZはブースを出展し、スマホゲームプレイ動画共有サービス「OPENREC」のアピールを行いました。特設ステージではタレントの鈴木奈々さんを迎え、最近ハマっているという『キャンディクラッシュサーガ』のプレイ大会を開催。スタッフのサポートも受けつつ、ぶじステージをクリアした鈴木さんは、「もっとゲームが上手くなりたいので、『OPENREC』を使ってゲームの達人になりたい。ゲームを楽しんで生きていきたい!」と話していました。OPENRECはスマホゲームのプレイ動画を録画して、SNSなどで共有できるサービスです。広告主(すなわちアプリ開発者)向けにUnityとCocos2d-x向けのSDKが用意されており、iOSとAndroidのネイティブコードにも対応しています。録画されたプレイ動画はスマホ上で自在に編集でき、マイク機能を通してボイスを録音したり、コメントをつけたりもできます。プレイ動画はOPENRECの専用サーバにアップロードでき、Twitter・Facebook・Youtubeにリンクを投稿もできます。ふだん電車で2時間近くかけて通勤しているという鈴木さん。よく暇つぶしにスマホでゲームをするとのことで、今回も最近ハマったという『キャンクラ』でデモプレイが行われました。しかし、「ゲームは好きだがやるのは下手」という弱気な一面も。はじめは配信元であるキングのスタッフから指示を受けつつキャンディを消していましたが、次第にサクサクと消せるようになり、ステージの課題を達成すると、ガッツポーズを見せていました。同社はサイバーエージェントの連結子会社で、これまでスマホアプリ向けの解析ソリューション『Force Operation X(F.O.X)』を開発・展開してきましたが、このたび満を持してプレイ動画共有サービスに乗り出しました。開発も同社で行われており、国産では珍しいプレイ動画録画サービスとなります。OPENRECとF.O.Xを活用することで、プレイ動画を視聴したユーザーのアプリインストール数やLTV、継続率などのアクセスも解析できるとのことです。アプリにSDKを組み込むと、プレイ動画をバックグラウンドで録画できるようになります。ユーザーがOPENRECを組み込んだゲームをプレイし、ステージクリアなどのタイミングで「投稿」ボタンを押すと、動画編集画面が表示されます。動画を編集後、投稿するSNSを選択すればOKです。また投稿した動画は別途、端末側でインストールしておいた専用アプリで管理もできます。このほかユーザーが任意に録画開始を指定することもできるとのことです。すでに『ウチの姫様が一番カワイイ』(サイバーエージェント)をはじめ、20社50タイトルの導入が決定しており、年内200タイトルの導入を予定しているとのこと。ブースではアプリの事前予約が行われていました。取締役の大友真吾氏は「現在はメール対応のみだが、近いうちにSDKを公式サイトで無償配布したい」と語っていました。
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