授賞式のフィナーレは、主催者のGeoff Keighley氏がプレゼンターになり、注目のGame of the Year(GOTY)が発表。『ベヨネッタ2』と『Dark Souls II』2つの国産タイトルノミネートにも期待がかかった中、国内外で絶賛されているEA/BioWareの『Dragon Age: Inquisition』が、満場一致の雰囲気で勝ち取りました。
今回が初の開催となった「The Game Awards 2014」。全体の印象としては、VGA時代よりも広告色やエンタメ色が薄くなり、「ビデオゲームファンと業界のためだけ」という意義の強く感じられる発表会でした。アワードの結果発表と並行して、新作ゲーム発表、ワールドプレミア映像、ライブパフォーマンスなどがバランス良く組まれていて3時間の長丁場でも中だるみせずに楽しめる内容。まさにゲーム業界のアカデミー賞にふさわしいイベントだったと言えます。
《谷理央》