ソニーは、透過式メガネ型端末「スマートアイグラス(SmartEyeglass)」の開発者向けバージョンを発売します。「スマートアイグラス」は、CMOSイメージセンサー、加速度センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、照度センサー、マイクなどのセンシング機能と、連携したスマートフォンのGPSによる位置情報などを活用して、ユーザーの状況に応じた情報を提供できる端末です。無線によるスマートフォンとの連携により、アプリケーション次第で多彩な活用シーンが期待されているとのこと。今回は、「スマートアイグラス・デベロッパーエディション(SmartEyeglass Developer Edition)」を、日本・アメリカ・イギリス・ドイツにおいて、アプリ開発者に向けて2015年3月より発売することを発表。さらに、産業用途のアプリ開発を促進するため、フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・スウェーデンでは法人顧客に向けて販売されます。そして、ハードウェアの提供開始に合わせ、先行リリース版として提供しているソフトウェア開発キット(SDK)を更新し、正式リリース版のソフトウェア提供を開始。2016年内に一般ユーザーや法人顧客に幅広く「スマートアイグラス」を提供することを目指し、商品化に向けて今後開発を加速していくとのこと。「スマートアイグラス・デベロッパーエディション」は2015年3月10日発売予定で、価格は100,000円(税別)です。なお、この製品は、アプリケーション開発支援サイト「Sony Developer World」の専用ページを通じて販売されます。■スマートアイグラス・デベロッパーエディション 商品概要・型番:「SED-E1」・発売日:2015年3月10日・価格:100,000円+税(日本)、840USドル+税(アメリカ)、520UKポンド+税(イギリス)、670ユーロ+税(その他)
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