イベントの目玉のひとつが音楽ライブである。2015年には、VAMPSやでんぱ組.inc、藍井エイルなど豪華アーティトが日本から訪れた。アクティブなパフォーマンスがパリっ子を魅了した。またアニメ、マンガ、ゲームの分野から貞本義行、赤松健、まつもと泉、宮本茂ほか、こちらも豪華ゲストだ。日本とフランスの文化交流に務めた。 さらに日本だけでなく世界的に人気の高い『進撃の巨人』からは、「進撃の巨人展」で大きな注目を浴びた「-Attack on Titan presents- The Immersion Theatre」が持ち込まれ、マンガの世界を360度体験を披露し現地ファンを驚かせた。
またフランスの日本カルチャーファンから始まったJAPAN EXPOだが、ポップカルチャー以外で注目を浴びている。2015年は「地方創生」をテーマとした企画も用意された。会場内に「Welcome to Japan Project」が設けられ、総勢44名のアイドルが日本の地方の魅力を紹介、ライブパフォーマンスを披露した。 食も重要なジャンルだ。こちらサンリオの人気キャラクターが活躍した。「Hello Kitty cafe」が設けられ、人気を博した。
JAPAN EXPOの近年の特徴は、ゲストだけでなく、出展者として日本から参加するケースが増えていることだ。展示場のブースやイベントなどで日本の企業・団体が関わることがますます多くなっている。 そのひとつが、会場内に設けられた「SAIKO!JAPAN」エリアである。こちらはトーハンが中心となり、日本企業が出展するエリアとなっている。参加企業は42社、面積は2014年の1.5倍に拡大した1,400平方メートル超にもなる。日本企業のJAPAN EXPOへの関心の高さを示した。 エリア内には専用ステージも設けられ、ジャルジャルや伊勢大貴ら15組を超える人気アーティストがライブやパフォーマンスを披露した。