こうした現状を変えるために、2014年4月から岡山理科大学の情報科学科で、海外規準の本格的なゲーム開発者教育がスタートしました。最大のポイントはゲーム開発の授業を必修科目としたことで、ゲームづくりを学んで学位が取れること。これは国内の大学では珍しい取り組みだと言います。教育内容はIEEEやACMといった国際会議におけるゲーム開発者教育に準拠し、カリキュラムの作成にはIGDAが策定したゲーム開発者カリキュラムフレームワークを活用。初年度の教科書には名著として名高い『The Art of Gamedesign』が原著で用いられました。