KLab株式会社が、10月21日開催の取締役会において、ベンチャーキャピタル事業の子会社「KLab Venture Partners株式会社」の設立を決議したと発表した。KLabはこれまでも2011年12月にSBIインベストメントとの合弁でKLab Ventures株式会社(以下「KV」)を設立しており、これまで国内及び海外の企業14社への投資を実行してきた。その全ての投資先企業は次回ファイナンスでベンチャーキャピタルからの調達を成功し、そのうち3社がエグジットに至るなど良好な投資実績を残している。KLabグループの海外子会社を通じたソーシング活動やKLabの技術部門による支援など、KLabグループのリソースをより活用しやすくし、ベンチャーキャピタル事業を一層発展させるため、今回新たにKLab100%子会社のベンチャーキャピタルであるKVPを設立したという。今後KVPは年内までに人材採用とファンド設立を行い、その後投資活動を本格化するとしている。KVPの投資戦略と会社概要は以下のとおり。商号:KLab Venture Partners株式会社(KLab Venture Partners Co., Ltd.)代表取締役社長:長野 泰和設立:2015年10月21日資本金:1,000万円本社所在地:〒106-6122 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー事業内容:シード、アーリーステージのインターネット企業を対象としたVCファンドの運営出資者:KLab株式会社 100%URL:http://www.kvp.co.jp/投資ステージ:シード・アーリーステージのインターネット企業を対象としますが、特に創業間もないシード期のベンチャー企業への投資を中心に進めていきます。投資領域: インターネット関連のビジネスを展開するベンチャー企業を対象とします。投資地域:日本を中心に投資をしますが、米国及び東南アジア諸国のベンチャー 企業への投資も実行していきます。サンフランシスコとマニラのKLabグループ会社内に拠点を設立し、共同で投資活動を展開していきます。支援戦略:KVPはバリューアッド型のベンチャーキャピタルを目指していきます。投資実行後の支援として、リソースが不足しがちな創業間もないベンチャー企業に対し、KLabグループリソースを活用した事業サポートを行っていきます。事業サポートの主な内容については、エンジニアにより開発コンサルティング、営業支援、海外展開支援、経営支援などを予定しています。
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