KLabの2024年度上半期は3割の減収、EAと共同開発の『タクサカ』の売れ行き次第で経営体制の変更もありえる?【ゲーム企業の決算を読む】 | GameBusiness.jp

KLabの2024年度上半期は3割の減収、EAと共同開発の『タクサカ』の売れ行き次第で経営体制の変更もありえる?【ゲーム企業の決算を読む】

KLabの業績不振が鮮明になってきました。

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KLabの2024年度上半期は3割の減収、EAと共同開発の『タクサカ』の売れ行き次第で経営体制の変更もありえる?【ゲーム企業の決算を読む】
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KLabの業績不振が鮮明になってきました。

2024年12月期第2四半期累計(2024年1月1日~2024年6月30日)は3割の減収、10億円以上の営業損失を出して赤字幅を広げています。主力ゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』と『BLEACH Brave Souls』の減衰が著しいため。『ハイキュー!!FLY HIGH』を3月にリリースし、事前登録者数は100万人に達しましたが、収益貢献は限定的です。

KLabはElectronic Arts(エレクトロニック・アーツ)と共同で開発した『EA SPORTS FC TACTICAL(タクサカ)』に高い期待をかけているようにも見え、その売れ行きが不調であれば業績に深刻なダメージを受けることにもなりかねません。

「ハイキュー‼」とカジュアルゲームも振るわず減収

2024年12月期第2四半期累計の売上高は前年同期間比32.4%減の36億2,900万円、10億2,400万円の営業損失(前年同期間は5億7,300万円の営業損失)を計上しました。

決算説明資料より

2Q単体(2024年4月1日~2024年6月30日)の売上高は前年同期間比17.4%減の20億4,800万円、3億6,500万円の営業損失(前年同期間は2億6,400万円の営業損失)を出しています。KLabは2023年2月に『幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル』、3月に『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、12月に『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のサービスを終了しています。

減収が著しいのはそのため。しかし、不採算タイトルから撤退しても赤字が前期同期比で1億円も拡大しています。


《不破聡》

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