■Windows 10初のアップデート! ゲームプラットフォームとしてもますます魅力的に
まず登壇したのは、日本マイクロソフト株式会社 執行役 コンシューマー&パートナーグループ ゼネラルマネージャーの高橋美波氏。7月29日にWindows 10がリリースされて以来、市場は拡大の一途であること、2015年内に発売されるWindows 10デバイスは260機種以上におよぶことなどに触れました。
次に、Windows 10では初のアップデートとなる「Windows 10 November Update 2015」に言及。数あるアップデートの中から、音声アシスタント「Cortana(コルタナ)」の日本語対応に言及。高橋氏は、ゆくゆくはゲームのナビゲーターのようなこともさせられたらと展望を語りました。もしそんな日がきたら、気分はさながら『Halo』のマスターチーフというところでしょうか。
■Xbox Oneに引けをとらないプレイ動画録画機能「Game DVR」
続いては、Windows本部 シニアプロダクトマネージャーの春日井良隆氏によるデモンストレーション。、ネットワーク経由で接続されたXbox Oneのストリーミングプレイや、ゲームプレイ動画の録画・編集機能である「Game DVR」がいかにお手軽であるかを実践されました。「Game DVR」によるプレイ動画の録画はバックグラウンドで行うよう設定することもでき、最大10分までさかのぼって録画できます。
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高橋氏の話にも挙がった「Cortana」は、PCにインストールされているゲームやアプリの起動を音声で頼むことができるほか、ちょっとした雑談の相手にもなります。デモンストレーションでは「好きなゲームは?」との質問に、じゃんけんであると返答していました。ゆくゆくは、Xbox Oneでの対応も予定しているとのことです。
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Windows 10独自の魅力としては、生体認証機能「Windows Hello」とブラウザ「Microsoft Edge」の魅力に言及。前者は、声帯、顔、瞳の光彩などでユーザーを認証できるため、ストアで有料のゲームやアプリを購入して決済する際に、煩わしいパスワードの入力を省略することができ、後者は、Adobe Flash Playerの搭載でブラウザゲームを快適に遊べるのはもちろん、ゲームパッドAPIの採用でそれらをXbox ONEのパッドでプレイできるとのこと。どちらも快適なゲームライフの構築に一役買ってくれそうです。
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■『三國志』も30周年! 今後も変わらぬシリーズ続行とPC注力への意気込み
Windows 10を搭載した商品を展開するサードウエーブ、Project white、マウスコンピューター、ユニットコム各社による主力商品の紹介が終わると、Windowsと同じく、今年で30周年となる『三國志』シリーズを擁するコーエーテクモゲームスの鈴木亮浩氏プロデューサーが登壇。『三國志』シリーズや『信長の野望』シリーズとPCの関わりを振り返りながら、2016年1月28日に発売をひかえたシリーズ最新作『三國志13』や、プレイヤーの手で新たな遊びを作り出す『三國志ツクール』を紹介し、今後も変わらぬPCへの注力の気持ちをあらわにしました。また、本セッションを皮切りに、『三國志13』は公式ホームページでPC版の動作環境を公開。『三國志ツクール』については、近日中に発売日を発表する予定とのことです。
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