サムスンは現地時間6日、AI開発スタートアップ Viv Labsを買収すると発表した。買収額については明かされていない。 Viv Labsの経営陣は、Appleが採用しているパーソナルアシスタント「Siri」の生みの親でもある。「Siri」が2010年にAppleに買収された当時、同社経営陣もAppleに参画したが、両者が目指すAIの未来像が異なったことなどから、キーマンの1人であるDag Kittlaus氏が2012年にAppleを退社するなどし、現在は「Siri」開発を手がけたメンバーが、多数Viv Labsにジョインしている。 パーソナルアシスタント「Viv」の注目度は業界内で非常に高く、これまでも複数の買収報道があったが、結果としてはAppleのライバルであるサムスンが手にすることになった。「Viv」は単独のアプリケーション内で、様々なWebサービスと連携している点が特徴。音声認識により、提携先である配車サービス「Uber」でタクシーを呼び出したり、レストランの予約を行うといったことが可能。
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