
NTTレゾナントはソリューション型AI提供サービス「goo AI xDesign」の販売を開始しました。本サービスで用いられるAIは、ポータルサイト「goo」により集められたインターネットに関わる技術・ノウハウと、NTTグループのAI関連技術「corevo」を活用し開発した「gooのAI」を利用しています。
「goo AI xDesign」の提供へ至った背景として挙げられるのは、同社の多種多様なAIサービスの提供実績です。例として、2017年に提供開始した対話により旅行プランを提案する「goo旅行AI」や、2018年のテレビドラマ連動型サービス「AIカホコ」などが紹介されています。
これらのAIによるサービスを支えてきたのは「教えてgoo!」などを活用した大量の対話に関するデータで、それが今回提供を開始するサービス形成にも生かされているとのことです。
「goo AI xDesign」はディープランニングにより、会話の文脈を理解し長文で回答可能な世界初の技術「長文回答生成」を搭載。そのためユーザーとの会話が従来よりも自然なものになったということです。またAIにはキャラクター性を設定できるので、既にオリジナルのキャラクターいる企業やIPとのコラボレーションで、あたかもそのキャラクターと会話をしているようなリアル感のあるサービスを提供できるとしています。
こうして「goo AI xDesign」を用いることにより、同社では新たな販売経路を見出すことができるとしています。ECサイト上での関連商品の提案や、旅行分野での観光プロモーション、またゲーム業界でのユーザーロイヤリティの向上施策など、多様な業界でユーザーとの接点に合わせたAIの活用法を見出せると期待を寄せています。