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2018月3月1日にデビューしてから、数多くのVチューバ―が生まれる中で、VRライブ配信の先頭をひた走りに走った「東雲めぐ」。
東京ゲームショウ2018においては、なんと!Gugenka(R)(※1)ブースのライブ用特設ルームから来場者と実際に交流していたのです。そこで急遽、エクシヴィ近藤義仁氏とGugenka(R)三上昌史氏に「東雲めぐ」誕生の裏側を聞いた本連載、第50回の続編として「めぐちゃん」自身に対してインタビューを敢行しました!
想像以上に多くのリスナーに最初は戸惑いましたが、暖かく見守っていただき支えられました
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――先日、ゲームビジネスという媒体で、めぐちゃんについて、そのときはクリエイターの皆さんを中心に取材させていただきました。
東雲めぐ(以下、めぐちゃん)(両手で手を振りながら)ありがとうございました!
――ですので、今回は、めぐちゃん自身にインタビューをしたいと思います!
めぐちゃんはい!よろしくお願いします!
――まず、はじめてSHOWROOMでライブ配信を始めた時の心境を教えてください。
めぐちゃんあ、3月1日のときの初配信のときですよね?どきどきでしたね。大勢のひとの前で話すのがはじめてだったので。あとどのくらいのリスナーさんに来ていただけるのか、まったくわからなかったので。それが、いざはじまってみたら、リスナーさんがものすごい人数になっていて、すごく緊張して、緊張しすぎて吐きそうになっちゃうぐらいでした!
――そうだったんですね。すごく楽しそうにやっているイメージでしたけど。
めぐちゃんあーーっ!そうですね~。楽しんでやろうっていう気持ちでやってはいたんですけど、実際は、すごくどきどきしていました。
――そんな姿もひっくるめてファンだというリスナーもいます。
めぐちゃんああー。うれしい(笑)。ありがとうございます。実は、緊張していたのは初配信のときだけじゃなくって、しばらく寝る前や配信する前はずーっと、どきどきしていて、このどきどきはいつになったら治るんだろうって思ってました。
ですけど、毎日、皆さんとお話していくうちに、「失敗してもいいんだな!」って、皆さんのやさしさとかを知って、ここ(自分のSHOWROOM)が「失敗して大丈夫なんだ」っていう場所だってことが分かってきてからは、リラックスして出来るようになりました。 リスナーの皆さんのおかげで本当にたのしく配信できるようになりました。
――ライブ配信以外の時間はどのように過ごしていますか?
めぐちゃんえっと、あさ配信の日は、あさ6時か6時すぎくらいには起きて、今日のお天気を調べたりとかして配信の準備をしています。配信を7時半にスタートして、8時に配信が終わったら、8時15分くらいにはおうちを出ないと間に合わないので、おうちを出て学校にいきます!
――高校生だから、そうですよね!
めぐちゃん学校から帰ってきてからは、宿題をして、あとはいろんなVチューバ―さんの動画を見たりとか、どういうことしたら面白いのかなとか考えたりしています。あと、翌日配信する内容は、寝る前までに決めています。
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東雲めぐ関連グッズの数々
「たくあんマン」は小さいお子さんでもライブを楽しんでもらえるように考えました
――ライブのときはギフトをリスナーさんからもらうこともありますが、はじめてもらった時の気持ちは?
めぐちゃんあー。ギフトーーー(笑)。めっちゃ、めっちゃうれしいー。いまでもたくさん、ハートとか、熊ちゃんとか、タワーとかが「わーーって」って降ってきて、すごい楽しいっ!かわいいし。うん。
―――ビックリしたギフトとかは?
めぐちゃんえっと、やっぱりタワーとかは驚きました。普通はみんな全部つくえの前に並べられるんですけど、タワーだけは、ずーんって無音でうしろのほうに落っこちてくるので、驚きました。
――めぐちゃん自身も紙芝居を作りましたよね!
めぐちゃんわたしの配信は、ちっちゃい子からおっきい大人のひとまで、幅広いひとに見てもらったら嬉しいなと思っていたんですが、いまの配信のままだと、ちっちゃい子に難しいかなと思ったので、ちっちゃい子でも楽しめるコーナーをつくろうと思って考えたのが自分のキャラクターをつくって、それを紙芝居にすることでした。そこで「たくあんマン」が生まれました。
――あと、めぐちゃんはミュージック・ビデオも作っているのですが、大変だったのでは?
めぐちゃんあれは、初めて作らせてもらいました。あの...エクシヴィ(※2)さんが、すごい、すご~いのをつくってくれて、「風」が起こせるようになったりとか、カメラを動かしていろんなところから映せるようになったりとかして、初めてだけどすごく楽しんで作らせてもらいました。
――でも バーチャルカメラを自分でカメラを操るのは大変だったのでは?
めぐちゃんはい。でも、エクシヴィさんがすごーいものをつくってくれたので、やってみると、こう(手を動かしながら)、意外と簡単に(カメラを)動かせちゃうんだ~。っていう感じだったので、楽しんでつくっています。
―――デビューしてから新たな才能をどんどん発揮するので、驚きました!
いつか、初音ミクのように大きなライブイベントを開催したい!
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―――これからやりたいなって思っていることを教えられる範囲で教えてください。
めぐちゃんなんだろー。うーんと、うんとお~...出来たらあ なんですけど、料理配信をやりたいです!
―――どんな料理を?
めぐちゃんなんか、オリジナルですけど、ある食材だけ使ってつくったりとかしてみたいです。
―――これから、チャレンジしたいことはなんですか?
めぐちゃんはい。えっと私は一番かなえたい夢があって、それが、初音ミクちゃんみたいな歌手になることなんですけど、私はまだ歌もそんなに上手じゃないし、技術とかも全然ないから、これから歌の練習も頑張りたいです。最近、毎週月曜日が「妄想めぐコンサート」という時間になっていて、みんなの前で歌を歌う時間になっているんです。でもやっぱり緊張して震えちゃったりとか、うまく歌えなかったりとかが、まだまだ多いので、これから大勢のひとの前で歌っても緊張しないようにいっぱい練習したいです。
あとは、VRChat用のアバターを作ってもらったので、Vチューバ―の活動としても、たくさんのリスナーさんの前で、バーチャル空間で本格的な音楽ライブが出来ればなって思っています。
――是非、ライブにも参加したいです!これからも応援します!ありがとうございました!
今回は、公開取材という形で実施しました。驚くことに、事前告知をしていなかったのにも関わらず、インタビュー終了時までには非常に多くの人たちで囲まれていたんです。さらにその後、テレビ局なども緊急取材をしていたようなので、めぐちゃんとリアルタイムにインタビューをおこない、その反応を即座に見れるという衝撃が、現場でも正しく伝わったんだなと実感しました。おそらく、ここから新たなエンターテインメントが広がる予感が!
そのような意味でも東雲めぐちゃんの活動はこれからも追っていきたいと思います!今回急なお願いにも関わらず、インタビューをアレンジいただいた、Gugenka(R)三上昌史さま、エクシヴィ近藤義仁さま、そしてこれらの調整をご担当いただいた、エクシヴィの荒木ゆいさま、本当にありがとうございました!
※1東雲めぐちゃんをプロデュースするアニメとxR技術を組み合わせた事業を展開する制作スタジオ。事業統括 兼 プロデューサーは三上昌史氏
※2VR・AR・MRコンテンツ関連技術の総合ソリューションを提供しているスタジオ。VRアニメ制作ツールAniCastで東雲めぐ(c)Gugenkaに技術提供をしている。代表取締役社長は、GOROman氏こと、近藤義仁氏