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ネットマーブルは、AI技術を利用したゲーム開発プロジェクト『コロンブス』『マゼラン』をスタートし、同時にAI研究所のNetmarble AI Revolution Center(NARC)を設立したと発表しました。
AI研究所「Netmarble AI Revolution Center(NARC)」
NARCではゲーム開発や運営への活用だけでなく、AIを利用したゲームの研究開発を進めているとのこと。また、アメリカのIBMワトソン研究所で20年に渡り、AIやクラウド、ビッグデータ関連研究を行ってきたイ・ジュンヨン博士を同研究所のセンター長が就任。
機械学習や深層学習など学んだAIが、ユーザーの傾向やスキルを把握し、個別に調整を行う知能型ゲームの実用化を目的とした『コロンブス』、『マゼラン』プロジェクトへ注力しています。
『コロンブス』プロジェクト
『コロンブス』プロジェクトでは、ビッグデータを基に、ゲーム運営とマーケティングを自動化するAI技術プロジェクト。それぞれのユーザーの好みを分析し、ユーザーにあったイベントの実施やマーケティングが行えるとのことで、既に一部のゲームに適用をしており、拡大の準備を行っている段階とのこと。
『マゼラン』プロジェクト
『マゼラン』プロジェクトでは、ゲームコンテンツの知能化と開発効率化のためのAI技術プロジェクト。ゲームへの学習レベルが低いユーザーに対し、より適切なコンテンツを提供するなど、ユーザーの好みに適したコンテンツを提供することを目的としています。
この他にも、同研究所ではゲーム内でのAI活用や制作過程でのアートワークや品質保証プロセスへのAI技術の融合、プレイデータのAI解析といった開発・運営の高度化に向けた技術開発も同時に実施しています。