
博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバイタイジング・コンソーシアムは共同で、特定領域の専門メディアと協業し、業種特化型マーケティング・ソリューション「カテゴリーワークス」を開発を開始しました。
特定領域における専門的な情報に特化したWEBメディア(以下バーティカルメディア)が保有するオーディエンスデータと連携することで、精緻な分析を可能とする「カテゴリーワークス」。その分析を活用することで、潜在顧客のニーズを捉えてターゲットに適切なメッセージングを行うなど、マーケティング戦略立案からターゲットの送客まで一貫した展開を行えます。
スマートデバイスの普及に伴い、生活者が取得できる情報量は急増し、その方向性も多彩に。そのため、情報量の過多による選別やニーズの分散化といった状況も招いており、生活者の求める情報を正確に捉えて適切なメッセージを発信する重要性が増しています。こういった背景を鑑みると、「カテゴリーワークス」が持つ有用性が求められる場面は決して少なくないでしょう。
◆「カテゴリーワークス」の3つの機能
■市場把握~マーケティング戦略立案
バーティカルメディアが保持する各領域に特化した質の高いオーディエンスデータを、生活者DMPと合わせて分析することで、市場やトレンドの把握、顧客インサイトの発掘まで、より深く精緻なプラニングを実現します。
■コンテンツ制作・クリエイティブ開発
バーティカルメディアの編集チームと博報堂DYメディアパートナーズのマーケティングスタッフ・クリエイティブスタッフが共同で、ターゲットの態度変容を促す独自のコンテンツ制作・クリエイティブ開発を行い、潜在顧客の掘り起こしから見込み顧客育成を行います。
■メディアプラニング・広告配信
ターゲットの記事閲覧データと生活者DMPを連携することで、従来よりもターゲットに合わせた高精度なメディアプラニング・広告配信を行うことが可能になり、店頭や企業サイトへの効率的な送客を実現します。
◆バーティカルメディアとの協業について
博報堂DYメディアパートナーズは、今後「自動車」「旅行」「ゲーム」「エンターテインメント」などさまざまな領域においてバーティカルメディアとの協業を拡大し、各メディアのコンテンツやオーディエンスデータの高付加価値化を推進していきます。
◆「生活者DATA WORKS」との関係
「生活者DATA WORKS」は、国内最大級の生活者データをもとに、新しい顧客や需要創造を可能にする<マーケット・デザイン力>と生活者一人ひとりに適切なメッセージを届ける<メディア・デザイン力>を掛け合わせ、顧客創造・獲得から顧客育成までのフルファネルでの成果創出を約束する、博報堂DYグループの高度なマーケティング・ソリューション群です。「カテゴリーワークス」は、「生活者DATA WORKS」の一つとして、今後多様な領域のバーティカルメディアとの協業を通じ、サービスを拡充してまいります。
◆DACが提供する「AudienceOne」の活用
本ソリューションを提供するにあたり、データの収集・広告配信に、DACが提供するDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)「AudienceOne」を活用します。「AudienceOne」は、月間4.8億ユニークブラウザと9,000万のモバイル広告ID、1兆レコード以上の膨大なデータを保有しています。
※詳細について(pdfファイル)
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/11/20181116.pdf