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アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプは、テキサス州エルパソなどで発生した銃撃事件を受けて会見を開き、暴力的なビデオゲームについて否定的な姿勢を示しました。
「憎悪はアメリカにふさわしくない(居場所がない)」と述べたことが報じられているこの会見ですが、トランプは「問題のある若者が暴力礼賛をする文化の中に身を置くことは、今日ではたわいもないこと」と述べながら、それらの文化を「止めるか大幅に減らす必要があり、ただちに対処するべき」と話したとのことです。また、「残虐かつ恐ろしいビデオゲーム」に対して取り組む必要があると、ビデオゲーム文化に対して言及したことも伝えられています。
現地時間8月3日、テキサス州エルパソでは22人が死傷する銃撃事件が発生。翌4日にはオハイオ州デイトンで9人の犠牲者が出る事件が起きていました。これらの事件はヘイトクライム(人種や民族、宗教、性的指向などが関わる憎悪犯罪)と見られており、ドナルド・トランプは事件の犯人たちを「邪悪な者」としながら、被害者に哀悼の意を表しました。
なお、トランプ大統領は2018年3月にゲーム業界関係者らと「暴力的ゲーム」についての会談を実施していました。