アメリカ心理学会(APA:American Psychological Association)は、2020年3月3日に「暴力的なビデオゲームと暴力的な行動との因果関係を証明するには科学的証拠が不十分である」との解釈を改めて発表しました。これについてAPA会長のSandra L. Shullman博士は「暴力は複雑な社会問題であり、研究者、政策立案者、一般の人々の注意を必要とする多くの要因から生じる可能性が高い。」「ビデオゲームの暴力への影響は科学的に信頼できるものではなく、暴力の歴史など他の要因から注意をそらすことになる。」と語っています。3月1日に更新された報告書では「暴力的なビデオゲームを遊ぶことが、怒鳴る、押すなどの攻撃的な行動への関連性が小さいながらもあることを再確認した上で、これらをより暴力的な結果に拡張していくことは困難である。」としています。以上のことはすべて2015年に発表された評論を再確認し、最新の情報をもとに再評価したものとのことです。
【GDC 2014】ユーザーの心理分析とゲームデザインとマネタイズ、切っても切れない三者の関係とは 2014.3.19 Wed Playmaticsの共同設立者でCCOのニコラス・フォーティグノ氏はGD…