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先日PC(Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/Apple Arcade向けにADV『The Last Campfire』をリリースしたHello Gamesですが、同スタジオ設立者のSean Murray氏は「『No Man's Sky』のように壮大で野心的な完全新作」を開発中であることを明かしました。海外メディアPolygonが伝えています。
Hello Gamesは現在26名のスタッフで構成されており、『The Last Campfire』に携わっていたのは3名。残りの23名のうち1グループは『No Mans's Sky』のアップデートサポート、もう1グループが「次なる大型プロジェクト」に取り組んでいるとのことです。Murray氏は新作タイトルについて多くは語らなかったものの、過去作『No Mans's Sky』での経験について吐露しています。
毒の入った聖杯か、悪魔との取引か。どのインディーデベロッパーでもこの二者択一を強いられると思います。これは自分が『No Man's Sky』で経験した難しい選択ですが、今またその時に戻れるとしても、どちらが正しい選択かは判断しかねるでしょう。ゲーム作りに執心しているときはとても興奮するでしょうが、それは宇宙船を未完成のまま太陽に向けて打ち上げ、その後で宇宙船の中から未完成部分を作り上げようとするようなものです。
『No Man's Sky』を作り終えた後、プレイヤーに何億時間も遊んでもらい、コミュニティにも非常に満足してもらえました。なので私の交わした「悪魔との取引」は結果的に良かったと思います。
一方でMurray氏は、『No Man's Sky』ローンチ後の騒動で制作チームのメンタルに甚大なダメージが及んだことも認めており「誰にも二度とあんなことはさせたくない」とも語っています。インタビューの全文はPolygonにてご確認いただけます。