2020年11月10日にリリースされたシリーズ最新作『アサシン クリード ヴァルハラ』。本作の登場人物への表現が差別的であるという指摘に対し、ユービーアイソフトは謝罪と今後のアップデートでの修正を発表しました。
問題が指摘されたのはゲーム内に登場するNPC「Eorforwine」。このキャラクターの説明文には「子供の頃に負った火傷が原因の顔を見られることを恐れている。彼女は暴力を振るうことでその怒りをやわらげている」と書かれています。
障がいを持つゲーマーのためのメディア団体「Can I Play That?」の代表であるCourtney Craven氏は、この説明文に対して「顔に傷があることを問題としている」と指摘。同氏のガールフレンドが火傷による傷を持っているとしており、この表現に対して受け入れられないという感想を投稿しています。
GF, who is a burn victim and spent many years ashamed of her scars, was sitting beside me when I came upon this bit in the game and the look on her face...I was embarrassed that this was her impression of this industry I love so much.
— Courtney Craven (@CyclopediaBrain) November 9, 2020
この投稿に対してユービーアイソフトのシリーズ公式Twitterは表現に対する謝罪と今後のアップデートでの削除を約束しています。
※UPDATE(2020 11/11 19:20):本文中、キャラクター説明の英訳を修正しました。