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Game Developers Conferenceの調査によって、ゲーム開発者の46%が週40時間以上働いていることが判明しました。
この調査によると、過去1年間の平均労働時間が週40時間以下だった回答者は56%と半数を越えています。しかし、週41時間以上だった人は45%にものぼります。
週に40時間以上働いている回答者の4分の3近くは「自分へのプレッシャー」が原因で、残りの14%は経営者の圧力、11%は同僚からの圧力が原因であると回答。昨年の調査でも、週40時間以上働く原因の第1位は「自分へのプレッシャー」という回答でしたが、それを大きな原因として答えた回答者は昨年の59%から73%と大幅に増加しています。
海外メディアPC Gamerは、自宅が勤務地であるという環境上「自分が現在仕事をしている」という意識や義務感が薄れてしまい、結果的に長時間労働に繋がってしまうと指摘しています。
ほかにも、「働いた時間が過大だと思わない」という回答が昨年の40%から33%になっていたり、労働組合の設立に対する賛成が54%から51%に、反対が16%から14%にわずかに減少したといった結果が判明しました。「働いた時間が過大だと思わない」という回答の変化については、ゲーム業界のサイクルが年によって異なるため単純に判断することは難しいようです。