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2020年12月にリリースされたオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』が、Steamで最もプレイされた&トップセラータイトルの一つになったことが明かされました。
発売当初に200万本以上が返金されたり、ストーリーの進行不能バグが発生したことから何かと話題になった本作ですが、Valveから発表された2021年の年間ベストランキングにて、今年Steam上で最もプレイされたゲームとして表彰されました。
また、売上ランキングの「シルバー」にも入っているのですが、こちらは課金や有料DLCなどを含めた総額の売上となっているため、現状それらが実装されていない本作においては、純粋に本編の売上だけでランクインした、ということになります。
初日から多数のバグやフリーズなどの症状が発生したため批判にさらされ、周知が足りなかったとして、開発元のCD Projekt REDやプラットフォーム側は2020年12月に希望者に返金を行うことを決定。それに伴い同社の株価が暴落するなどの事態が起きていました。
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そのほかにも2020年末にはバグの多さによりPlayStation Storeから一時的に削除されたほか、ゲームのソースコードを人質に身代金が要求されたり、リードゲームデザイナーも退職するなどさまざまなトラブルに見舞われた『サイバーパンク2077』。昨年から一年間かけ、多くのアップデートとバグフィックスを行い、次世代機版やDLCを含めた今後の展開をロードマップで公開するなどしてきたCD Projekt REDの努力が報われた形です。