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米軍は、Z世代の若者が座りっぱなし生活をしているために、入隊後のブートキャンプで負傷する者がいると米軍の広報を行うDVIDSを通じて発表しています。さらに、記事内でJon-Marc Thibodeau陸軍少佐がZ世代の若者を任天堂世代と呼んだことが海外ゲームメディア等で話題になっています。
Thibodeau少佐は、任天堂世代の新兵は入隊前の生活で骨格が丈夫になっていないので、訓練で負傷してしまう者もいると述べています。また、同じ記事内で、Lydia Blondin陸軍大尉は骨折や筋肉のケガのうち最も多いのが筋肉や骨の酷使によるものであるとしており、これらのケガは主に下肢に発生し女性の方がケガをする率が高いと付け加えています。これらから、これまでの世代と異なり若い新兵の身体が訓練に耐えきれない場合があることを米軍が懸念していることがうかがえます。
記事では「新兵が訓練前にできることは?」と題して、ランニングやウォーキング、ウェイトトレーニングをはじめることや、スポーツ経験があまりない人向けにはオンラインのランニング上達プログラムCouch-to-5kを利用すること、日光を浴び定期的に牛乳を飲むことや食生活に気をつけることを挙げています。
運動や食生活に気をつけることは、任天堂世代にかかわらず大切ではないでしょうか。