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海外メディアThe Vergeは、GIFを発明したことでも有名なスティーブ・ウィルハイト氏が先週亡くなったと報じました。
同氏の妻であるキャサリーン・ウィルハイト氏が同メディアの取材に答えたところによれば、ウィルハイト氏は新型コロナウイルスに関連した合併症により、74歳で亡くなったとのことでした。
今でこそネットミームやちょっとしたジョークなどで広く使われている「GIF」というファイル形式ですが、もともとは遡ること1980年代後半、米国パソコン通信会社「CompuServe」が「高品質、高解像度の画像」をカラーで使うために編み出されたもの。同社に在籍していたウィルハイト氏は開発にあたり、まず自身の頭で組み上げてから実際にパソコンでプログラミングを行い、完成させてから職場に持ち込んだそうです。
ウィルハイト氏の訃報を伝えるこちらのウェブサイトでは、元同僚を始めとする多くの人々が別れを惜しみ、同氏が成し遂げたことを讃えています。