LINEは、2022年上期のインターネット利用環境に関する調査を実施し、その結果を公表しました。同社はインターネットのコミュニケーションプラットフォームの一翼を担う会社として、よりよいサービス提供のためにさまざまな調査研究を行っており、その一環として、2016年4月から半期に一度スマートフォンなどでのインターネット利用に関する定点調査をしています。
調査概要
調査地区：全国
標本抽出方法：住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査方法：調査員による個別訪問留置調査
調査対象者：15～79歳の男女／合計1146サンプル（人口構成比に沿って抽出）
※15～59歳の男女 合計799サンプル（人口構成比に沿って抽出）
調査期間：2022年4月
調査サマリー
・日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」の利用が最多で推移
・特に女性で「スマホのみ」の利用者増が顕著
・スマホ利用の波がシニア層に到達、70代で初の半数超えという結果に
※週1回以上の利用（職場や学校での利用も含む）
日常的なインターネットの利用環境は、「スマホのみ」の利用が最多
スマホでのインターネット利用者は全体の96％となり、2016年4月の調査開始以来継続して今回も最多を維持。PCの利用者は43％と、前回調査の46％から減少しました。
構成比としての最多は「スマホのみ」で、54％と前回調査の52％より微増。「スマホとPC」は42％で、「PCのみ」は前回調査同様に1％となりました。スマホ・PCでのインターネット「利用なし」は、全体の2.4％となっています。
特に女性で「スマホのみ」の利用者増が顕著
インターネット利用者の推移は、「スマホのみ」が増加傾向にあり、全体では過去最多の54％に上昇。男女別では女性で「スマホのみ」の増加傾向がみられ、過去最多の68％となりました。
スマホ利用の波がシニア層に到達、70代で初の半数超え
10代～40代のスマホ利用者は、すでに97％以上と高水準。50代以降もスマホ利用の伸びは順調で、特に今回は70代でのスマホ利用者が初の半数を超え、51％となりました。
LINEは、今後もスマートフォンなどでのインターネット利用に関わる調査を定期的に実施していくとしています。
