Valveによる『Portal』シリーズのキーキャラクター・GLaDOSの声を演じたエレン・マクレイン氏は、吹き替えをした当時の裏話などを海外ポッドキャストKIWI TALKZとのインタビューにて明かしました。
映画『パシフィック・リム』でカメオ出演し、昨年にはファンメイドソングに登場するなど根強い人気を誇るGLaDOSですが、本キャラクターを演じたマクレイン氏の起用理由は“経費削減”だったそうです。
当時、Valveには機械音声を用意する設備が存在したものの、著作権の問題でそれを利用するには使用料が必要だったとのこと。そこで「役者を雇った方が安上がりである」という理由で、マクレイン氏がオーディションを通して雇われ、前述の機械音声に寄せる形で演じていたといいます。

またインタビューで同氏は、ロボットボイスを演じるコツについて、単語の最初の音節(シラブル)を2音節にする(例:“Aperture”の場合は“アァパチャー”に)と解説したほか、『Portal 3』をシリーズ脚本家のエリック・ウォルパウ氏と同じく切望していることを明かしました。