バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARA(代表取締役:加藤大貴)は、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男)主催のアイデアコンテストにおいて「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」の採択を受け活動しています。
8月から開始した本プロジェクトには、視覚障がい・聴覚障がい・肢体不自由・知的障がい・難病など特性が異なる30名以上の障がい当事者(ドライバー)が参加。eスポーツを通じてモータースポーツの世界を学習しながら参加者同士の絆を強め、違いを尊重しながら参加者全員が楽しめる旅を目指しています。
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■「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」活動内容
「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」は、障がい当事者約25人が岡山に集う10月15日~17日を目標に、8月1日からスタートしています。参加者募集のうえ、ボクらのMobility for ALL 研究活動や旅の企画検討を行いながら、eスポーツを軸としたコミュニティ形成を行っています。
時期 :7月15日~
活動内容:参加者募集
時期 :8月1日~10月14日
活動内容:ボクらのMobility for ALL 研究活動
-モータースポーツ オンライン観戦会・講習会
-レーシングゲーム体験会・練習会
-レーシングシミュレーター体験会
場所 :オンライン(Discord内)
Any%CAFE
GR Garage つくば など
時期 :10月15日
活動内容:ボクらのeスーパー耐久レース
-障がいを持つドライバー20人がハンドルをつなぐ
-使用ゲーム :iRacing
-使用サーキット:岡山国際サーキット
場所 :ホテルグランヴィア岡山[招待制]
時期 :10月16日
活動内容:ボクらのスーパー耐久レース生観戦
-岡山国際サーキットで生の臨場感を体感
-他プロジェクトのブースを体験
場所 :岡山国際サーキット
時期 :10月17日
活動内容:ボクらのMobility for ALL
-約3か月の旅を振り返る
-障がい当事者目線でのMobility for ALLをディスカッション
場所 :ホテルグランヴィア岡山[招待制]
※オフライン会場においては、感染症予防対策を徹底し、参加者の健康配慮に努めます。
※旅に参加する障がい当事者(ドライバー)の募集は締め切っています。
※本プロジェクトの内容は、Make a Move PROJECT:Mobility for ALL活動報告サイト(https://mobility-contest-blog.com/ )内でも紹介されています。
eスポーツでモビリティの可能性のその先へ。誰もがドライバーになれる世界に向けた挑戦
https://mobility-contest-blog.com/epara-2022/
(Mobility for ALL「アイデア×ソリューション実現準備」活動報告サイト内)
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■「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」7つのポイント
●ポイント1:一人一人がドライバーとして、eスポーツでしかできない「運転」に挑戦
ふだん運転をしない・できない人もeスポーツ内のドライバーとして参加・運転します。視覚情報を使わずに運転、足だけで運転、アゴを使用して運転など、障がい特性をふまえた運転に挑戦しています。
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●ポイント2:eスポーツを活用し、コミュニティでモータースポーツの楽しみ方を探求
eスポーツでモータースポーツの世界を体感しながら、ルール・走法・世界観などを学習。詳しいドライバーが初心者ドライバーへの質疑応答に応え、障がいを持つドライバー同士で情報・技術・ノウハウを補完し合いながら、自分たちらしいモビリティの楽しみ方を研究しています。
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●ポイント3:心理的バリア・物理的バリアと向き合う
初心者がモータースポーツを心から楽しむためには、さまざまな心理的バリア・物理的バリアが存在します。障がいを持つ人にとっては時に、そのバリアが顕著になります。私たちはeスポーツを通じたコミュニケーションの中で15の課題を設定。本プロジェクトでその課題解決に向けた方法を研究しています。
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●ポイント4:得意を生かすダイバーシティ&インクルージョン
本プロジェクトでは、eスポーツにおける技術力を重視していません。この旅ではeスポーツをきっかけとし、デザイン・情報整理・BGM作成・動画編集など、各々の得意領域を生かしながらモータースポーツを自分らしく楽しめることを大切にしています。
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●ポイント5:移動が困難なドライバーも、分身ロボットで旅に同行
分身ロボット「OriHime」を活用し、岡山までの移動が困難な障がい当事者ドライバーでもこの旅に参加できる体制をつくっています。時には、視覚障がいのドライバーに「OriHime」の視界を使って情報補完することもあります。
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●ポイント6:障がいを持つメンバーが「リアルタイム字幕」を提供
スーパー耐久レースのYouTubeチャンネル「Super Taikyu TV/Stai TV」(https://www.youtube.com/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w)で放送されるレースを対象に、聴覚障がいの方向けの情報保障「リアルタイム字幕」を提供します。
◆対象番組
2022年10月16日(日) ENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第6戦 スーパー耐久レースin岡山 Group-1 決勝
https://www.youtube.com/watch?v=I740sGZImK0
※放送予定時間は、12:30~17:15です。
※レース状況により開催時間が変更になる場合があります。
◆使用ツール
「コミュニケーション支援・会話の見える化アプリ」UDトーク(Shamrock Records株式会社)
※UDトークで自動でテキスト化された音声情報を編集者がリアルタイムで修正して表示します。
◆利用方法
上記放送を見ながら、以下のいずれかのURLにアクセスしてご利用ください。
・UDトークのアプリをお持ちでない方
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・UDトークのアプリをお持ちの方
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●ポイント7:参加するドライバー(障がい当事者)の笑顔
さまざまな障がい当事者がドライバーとして参加し、eスポーツと生観戦を楽しみます。その中でたくさんの笑顔が生まれることを目指します。
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GR Garage つくば:https://www.ibaraki-toyopet.co.jp/shop_all/grtsukuba
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Any%CAFE:https://any-percent-cafe.studio.site/
■Mobility for ALL - 移動の可能性を、すべての人に。 とは?
TMFは、モビリティを通じてより豊かな社会の実現を目指す組織です。すべての人が可能性を高め、生き生きと暮らすことができるサステイナブルなコミュニティづくりに取り組んでいます。Make a Move PROJECTは、TMFが実施する「もっといいモビリティ社会」をつくるアイデアコンテストです。
「Mobility for ALL - 移動の可能性を、すべての人に。」は、Make a Move PROJECTのContest01として公募されたアイデアコンテストです。障がいのある方がレース観戦を楽しむための課題やハードルを乗り越えるためのアイデア・ソリューションが公募されました。そのひとつとしして「クロスライン-ボクらは違いと旅をする-」が採択されました。
( https://mobility-contest.jp/department1/ )
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