アメリカの俳優クリストファー・ジャッジは、BAFTA Games Awards 2023にて『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』クレイトス役としてPerformer in a Leading Roleを受賞し、そのスピーチで「コンソール戦争」に言及して話題となっています。
記録的長さのスピーチで有名
ジャッジ氏は2022年12月に開催された「The Game Awards 2022」でもクレイトス役としてベストパフォーマンス賞を受賞。その時の7分59秒という長さのスピーチが、アカデミー賞史上最長となるグリア・ガースンのスピーチを超えたとしてTGA公式Twitterからも発表がされていました。
そんな同氏は登壇するとまず時計をちらり。さらに途中でも「つまらない話はもうやめましょうか」と言うなど、7分59秒の一件を意識していると思われる言動のたびに会場は笑いに包まれました。
“コンソール戦争”に言及
そんな感動的でありながら和やかなスピーチの最後に同氏はファンへの感謝を述べました。その際に「お互いもっと楽にやりましょう、分断するものより共通するものの方が皆さんには多いのです」と切り出し、「どのプラットフォームやどのゲームを愛していても、ゲームコミュニティの一員なのですから、お互いに寛容になりましょう」とファン同士でのいがみ合いをなだめる言葉が続けられています。
日本においても度々話題となる各コンソールや好きなゲームが異なるファンの間でのいがみ合いですが、海外メディアGameSpotやVGCなども“コンソール戦争”を終わりにするよう呼び掛けられたと取り上げています。