Activisionは2023年11月10日発売予定のシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare III(コールオブデューティ モダン・ウォーフェア III)』を含むシリーズ作品に、AIで有害なボイスチャットを検出する機能が搭載されることを発表しました。
AIを用いてボイスチャットの有害度を測定できるシステム
今回、『Call of Duty』シリーズに新たに搭載されることが発表されたのは、Modulateが手掛ける「ToxMod」を用いたボイスチャットモデレーションシステム。このシステムでは、高度な機械学習プロセスを介して、会話のトーンや文脈、意図などを分析し、その有害度を測定することができます。Modulate公式サイトでは、この機械学習技術は感情やニュアンスといった手がかりを理解することが可能で、友好的な軽口なのか、本当に有害なふるまいをしているのかを判別するのに役立つものであると紹介されています。
『Call of Duty』シリーズでは、テキストチャットのフィルターやプレイヤーによる通報といったこれまでの対処に加えて、ボイスチャットにおけるヘイトスピーチや差別用語、ハラスメントなどを含む『Call of Duty』行動規範に背くような発言もこのシステムで特定し、取り締まっていくとのこと。北米では、現地時間8月30日より『Call of Duty: Modern Warfare II』および『Call of Duty: Warzone』向けにベータテストが行われています。
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日本語対応の有無は不明
最新作の『Call of Duty: Modern Warfare III』では、発売日の11月10日からアジアを除く全世界を対象に実装が予定されています。なお、このシステムはベータ期間中は英語のみを検出し、全世界でのローンチ後から後日発表の他の言語にも拡張されるとのこと。そのため、『Call of Duty』シリーズにおけるこのシステムが日本語に対応するかは不明ですが、「ToxMod」自体の対応言語には日本語が含まれています。
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『Call of Duty: Modern Warfare III』はPC(Steam/Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに11月10日発売予定です。