YoYo Gamesは、ゲームエンジン「Game Maker」における非商用利用の無償化、そして1回限りのライセンス購入が可能になったことを告知しました。
Godot Engine公式も反応!多くの2Dゲームで使われる開発エンジンが無償で非商用利用可能に
「Game Maker」とは、『UNDERTALE』や『ホットライン・マイアミ』といった2Dゲームの開発で主に使われている「最も速く、最もフレンドリーなクロスプラットフォームゲーム開発技術」を謳うゲームエンジンです。今回の告知では開発元のYoYo GamesがWebブラウザ「Opera」のソフトウェア会社Operaにより買収されて以来、アクティブユーザー数が3倍に増加しており、同ゲームエンジン開発の作品が多く配信されているGX.gamesでは6,000以上のタイトルが公開されたことを報告。
また本件の背景として、「他のプラットフォームが価格設定や規約でぎこちないムーブをしたのを見てきた」ゆえ、「“もし我々が逆の行動をしたらどうなるだろう”と考えた」と説明しているほか、本ゲームエンジン向けのアセットバンドルも無償化したそうです。
本件には肯定的な反応が多く見られ、別ゲームエンジンGodot Engine公式による「全ゲーム開発者にとって素晴らしいニュースだ!オープンソース化の予定は?」とのメッセージに対しては、「乞うご期待…(Stay tuned...)」と返信。
一方、横スクロールACT『Prison City』を手掛けたProgramancerは今回の発表にあわせ、本ゲームエンジン向けのテンプレートアセットパックを期間限定で無料配信しています。
なお、今回の「Game Maker」価格設定や規約の変更に関する詳しい説明は、公式サイトや公式FAQをご参照ください。