VRChat Inc.は、ソーシャルVRプラットフォーム『VRChat』開発チームの人員を約30%削減すると発表しました。
今後を見据えて開発チームの約30%を削減―当面の間人員の削減を実施することがないように
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2014年にOculus Rift DK1向けにリリースされて以来10年の歳月を歩んできた本作。同社は開発チームに向けたメールで、継続的な事業の成長の達成に向けて、市場環境に左右されずに成長し続けるために何が必要かを特定して実行する組織の構築を目指すという旨を説明しています。
目標達成のための5カ年計画に向けた分析の結果も記載。チームのほとんどが役職のない個人貢献者であり管理職が足りていなかったことに加えて、2021年の驚異的な成長を受けて開発チームを拡大した所、2022年にVRの発展が鈍化し組織とバーンレートが肥大化してしまったとのように説明しています。
計画を達成するためには収益性を見据えた長期的な資金が必要である他、事業を拡大するために適切な専門知識がある人材が必要であるという旨も記載。当面の間人員の削減を実施することがないようにチームの規模を十分に縮小することを選択したとのように述べています。