
ユービーアイソフトは、『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』の開発チーム解散の報道を受け声明を発表しました。
チームは解散もシニアプロデューサー曰く「長期的には成功」

今回の声明はEurogamerを通じて発表され、ユービーアイソフトは一連の報道を大筋で認めつつ、チームメンバーの現状について「現在ノウハウを活かせる別プロジェクトに従事している」としています。
声明の中で「ユービーアイソフト モンペリエで我々のチームの働きと情熱によって作り上げられた作品が、プレイヤーと批評家から好評を博していることは多大なる誇りであり、長期的な成功を確信している。」と語るのは本作のシニアプロデューサーであるAbdelhak Elguess氏。

氏によればSteamでのリリースに続いて今冬にはMacにも対応するなど、現在ゲームをより多くの人が遊べるようにすることに全力を挙げているとのこと。また、チームメンバーの大半はそのノウハウから、より多くの利益を生み出せるような別のプロジェクトへと移動し従事しているとしています。
なお、『プリンス オブ ペルシャ』シリーズに関しては、2020年の発表以降開発の難航が報じられてきたリメイク版『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』の発売予定が2026年とされている一方で、開発に参加しているUbisoft Torontoで従業員のレイオフが報じられるなど開発の体制の再編が進んでいる模様です。