アップルが、毎年の恒例行事である世界開発者会議(WWDC)を今年は6月9~13日(現地時間)に開催すると発表しました。
WWDCでは、初日にiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSといったアップル製品が搭載するOSの次期バージョンとそれらの主な新機能が発表されるのが通例となっており、今年は特にiOS 19、iPadOS 19、macOS 16、visionOS 3に関する内容が充実した発表になるとされます。
とくに注目されているのがiOSで、毎度お馴染みBloombergのマーク・ガーマン氏は先日、iOS 19は「OSの外観を根本的に変え、アップルの様々なソフトウェアプラットフォームの一貫性を高める」ものになると伝えていました。macOSは Big Sur以来の最も大きな再設計とも言われています。外観の変更はおそらく、iOS、iPadOS、macOSの全体的なデザインルールを、visionOSと整合性を持たせたものに変更すると予想されています。
なお、新OSや新ハードウェアなどの発表となる基調講演や、開発者向けの各種オンラインセッションは、あらかじめ収録されてAppleのウェブサイト、YouTube、Apple Developerアプリで視聴できます。一方、抽選で選ばれた開発者および学生らにはカリフォルニア州クパチーノにあるApple Parkキャンパスに招待され、対面でのセッションを通じて新しいソフトウェア機能と、それらの機能をアプリに組み込む方法について学ぶことができます。対面イベントはApple Developer Programメンバーなど、参加資格のある開発者はWWDCのウェブページから抽選に参加でき、結果は4月初旬に通知されます。