毎年7月に上海で開催されているChina Joy。中国のゲーム産業が盛り上がるのに合わせて年々規模を拡大。10周年に当たる今年も「中国の勢い」を感じるものになっています。
フェイスブックやツイッターが接続できない中国において、ナンバーワンの地位を占めるSNSが「人人網」(RenRen)です。当初はPC向けのサービスでしたが、中国でのスマートフォンの爆発的な普及により主戦場をスマートフォンに移し、ゲーム分野にも積極的に投資します。
米国市場に力を入れるグリーと対照的に、アジア市場に力点を置くディー・エヌ・エー。いち早く現地法人を立ち上げ、「Mobage China」(梦宝谷)をリリース。さらに多くの提携パートナーを得てプラットフォームの拡大を目指します。
昨年は出展を取り止めていたソニー・コンピューターエンタテインメントアジアがChina Joyに復活しました。プレイステーションカラーであるブルーに染まったブースではPSVitaがフィーチャーされていました。
中国市場でも高い人気を誇るエレクトロニック・アーツ。China Joy 2012でも大きなブースを出して来場者を集めていました。また、今年からは昨年秋に買収したポップキャップ(PopCap)ブランドのタイトルも展示。こちらも存在感を放っていました。
今年で記念すべき10回目を迎える中国最大のゲームショウChina Joy 2012が明日より上海新国際中心(Shanghai New International Expo Center)にて開幕します。25日から併催されるカンファレンスイベントCGBC、CGDC、CGOC、WWECONも始まりました。