たびたび話題になるオーストラリアのレーティング関連で、最近活発になっているのが「R18+ レーティング」認定に関する議論。先日、多くのゲームファンによって、55,000ものレポートが政府の調査団に提出されたそうです。Brendan OConnor内務大臣は、これに対し「コンピューターゲームの議論に関するオーストラリアの高い関心がうかがえる」のコメントを残しています。一方でオーストラリアのキリスト教関連団体は、「商業的な利益によって、暴力的なビデオゲームと攻撃性の関連性がもみ消されようとしている」として協議プロセスに疑問を呈しており、「ゲーム産業のこの主張は、喫煙と肺がんの関連性を問題とする際のタバコ会社の戦術を思わせる」とし、「R18+」に反対の姿勢を見せています。ゲーム関係の団体は「大人向けに分類制度は変更が必要」としてレーティング認定を求める構え。次の協議会では、ゲームにおける大人向けの分類が持つメリットをまとめたレポートが、法務部によって準備される見通しとなっており、国レベルで、ゲームのレーティングの変更に関する議論がますます本格化していくことになるようです。
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