ヨーグルトの国の議員はソーシャルゲームに夢中になるあまりクビにされてしまいました。ブルガリアはプロヴディフの市議会議員Dimitar Kerin氏には税金でラップトップパソコンが支給されていました。もちろん「ゲームをするべからず」とお達しがあったのですが、氏『FarmVille』にハマってしまいました。『FarmVille』はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で毎日3000万人以上が遊ぶ農業ゲーム。自分の農場に作物や家畜を配し、これを収穫することでお金を稼いでいきます。リアルタイムに進行していくのが特徴で、高い利益を上げるにはこまめに農場を覗くことが大事になります。会議の最中もKerin氏は農場の世話を続け、ついにこれが露見。議長からきつい叱責を受けましたが、別の会議中にまたも『FarmVille』を遊んでいるところを見つかり、投票で免職となりました。「会議中にゲームを遊んでいたのは自分だけではない」と氏は主張します。「自分はまだレベル40だが、別の議員はレベル46にもなっている」と暴露しましたが、残念ながら処分は覆らなかった模様です。プロヴディフは2億ブルガリアレフ(約1億2700万円)をかけて市庁舎を改修、無線LAN環境を整備し議員にラップトップパソコンを配布したばかり。プライベートならともかく、血税を使って会議の最中にゲーム三昧ではクビもやむなしといったところでしょうか。
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