“それはひどかった。人生で最悪の体験。ゲームに出られると分かってまるでティーンのようにエキサイトしていた。でもゲームが発売してみたら「ボクはこんなんじゃない!」って感じにひどかった。ボクのスノーボーディングがそこには全く表現されてない。ボクは単なるキャラクターだった。そりゃそうさ、どんなインプットもしてないんだから。誰もボクが考えていたことを聞かなかったし、誰も知りたがらなかった。彼らはただボクの名前を取ってキャラクターにつけただけ。”
“二回目(Shaun White Skateboarding)が終わった後、ボクは言ったよ。「もうこんなことをするつもりはありません」って。実際にゲームがボクを表現するまでは待つことにした。実際、もっとクールでディファレントなものをつくることができるはずなんだ。”
『Shaun White Skateboarding』は2010年Q4発売。スノーボードに続きスケートボードゲームで名前を冠されることとなったショーン・ホワイトですが、実情は芳しくない様子。ゲームに実在の有名人が登場することは珍しくなく、自身が積極的に開発に関わる作品もある一方で、こうした再現性への不満が出てくることもあるようです。