国際ゲーム開発者協日本(IGDA日本)のグローカリゼーション部会(SIG-Glocalization)では、第4回研究会として「大規模プロジェクトにおけるローカライズフロー」を11月27日(土)に立教大学の池袋キャンパスにて開催します。今日、大作ゲームにおいて、ローカライズを行い世界市場に投入する事は必須となっていますが、そのためにはオリジナル版の開発段階からローカライズを前提に入れた開発フローを構築する必要があります。第4回勉強会では『ラングリッサー』『グローランサー』『ワンダと巨像』などを開発してきたゲームデザイナー/シナリオライターの簗瀬洋平氏を招いてローカライズのあり方を議論します。また、パネルディスカッションには本SIGの世話人の一人で、ゲームのローカライズに深い造詣を持つバースデイソング音楽出版のエミリオ・ガジェコ・サンブラノ氏も参加します。■開催日程:11月27日(土) 16:00 - 18:00(入場開始15:30)■場所:立教大学 池袋キャンパス <会場詳細は決定次第お知らせします>http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/■主催:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本) http://www.igda.jp/■人数:30席(お申し込みが超過した場合は参加をお断りする場合があります)■参加費:500円 <申し込み>部会の世話人の一人である、ライターの小野憲史宛に直接メールでお問い合わせください。なお、その際に懇親会の出席(実費)についても可否をお知らせください(キャンセルはできるだけご遠慮ください)。kono3478あっとまーくgmail.com 申し込み期限:11月22日(月) ■プログラム16:00-16:05 IGDA日本と「グローカリゼーション部会」の紹介16:05-16:55 講演「ローカライズを含めた大規模プロジェクトのフロー」17:10-18:00 ラウンドテーブル「理想のローカライズツール・ミドルウェア」19:00- 懇親会(希望者のみ) ■ゲストスピーカー・プロフィール簗瀬洋平:ゲームデザイナ/シナリオライタ。シミュレーションRPG「ラングリッサー」「グローランサー」シリーズ、「ワンダと巨像」などに携わる。自由度の高いシステム、AIとプロシージャル、現実とゲームを結びつける手法、教育などに関心が深い。9月14日に開催されたNADECで本講演のベースとなる講演を実施。http://bit.ly/csz37S エミリオ・ガジェコ・サンブラノ:バースデーソング音楽出版 Windwardローカライズ事業部Windward ゲームソフトローカライズ事業部プロデューサー。スペイン・グラナダ大学翻訳通訳学部を経て、上智大学日本語日本文化学科言語学専攻を卒業し大学院に進学。翻訳技術・品質評価について様々な論文を執筆し、修士課程を修了。以後、日本のエンターテインメント文化の海外紹介に励み、漫画・アニメの海外版の制作に打ち込む。担当タイトルは「はだしのげん」や「タッチ!」、手塚治虫の作品がある。2004年以降ゲーム業界に飛び込み、任天堂にて「ゼルダトワイライトプリンセス」や「スーパーマリオギャラクシー」などを担当。2007年以降、株式会社バースデーソング音楽出版Windwardゲームローカライズ事業部でプロデューサーとして日本ローカライズ事情の改善に取り組む。