マーベラスエンターテイメント<7844>は、11月15日、連結子会社アートランドのアニメーションの企画・制作事業を会社分割を行って新設会社に承継し、さらに新設会社の株式をアートランド代表取締役の岡野国治氏に譲渡する、と発表しました。新設会社は、アニメーションスタジオ・アートランドで、譲渡価額は30万円の予定です。譲渡予定日は、12月1日。同社によれば、アートランドは、2006年4月より、マーベラスエンターテイメントの連結子会社となりましたが、今回、アートランドの岡野代表取締役より、原点回帰でアニメーションの企画・制作に特化した経営を行いたいとの申し出があり、対象会社の事業の方向性やグループでの事業シナジーなどを総合的に勘案した結果、上記のような判断に至った、としています。なお、譲渡に際して、同社の資産、負債、雇用契約その他の権利義務も継承するとのことです。アートランドの主なアニメーション作品として、「蟲師」や「家庭教師ヒットマンREBORN」、「いちばんうしろの大魔王」などがあります。
マーベラス、売上下方修正―社長退任へ、IPポートフォリオ再構築が課題【ゲーム企業の決算を読む】 2025.2.12 Wed マーベラスが2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の通…