報道によれば、アップルでiPhoneゲームテクノロジー部門の代表を務めるGraeme Devine氏が先週で退職したということです。Devine氏は30年以上のキャリアを持つゲーム業界のベテラン。2009年にアップルに加わり、ゲーム部門を指揮してきました。今後は自身の開発スタジオを立ち上げる予定だとか。「アップルは私が過去に務めた会社の中で最も賢く才能ある人々の集まりでした。本当に素晴らしい人々の中で仕事ができたと思います」同氏はiPhoneやiPadでハードとソフトが最大限の能力を発揮するようにテクノロジーの側面から指揮するという役割でした。しかし同氏は「私は究極的にはゲームデザイナーであり、ゲームを作りたい」とコメントしていて、どちらかというとプラットフォームを見る側のアップルでの仕事にもやもやするところがあったのかもしれません。同氏はアップルに入社する前はEnsemble Studiosに在籍し、『DOOM3』『Return to Castle Wolfenstein』『Quake III』などを担当し、『Halo Wars』ではリードデザイナーを務めました。ただし、その後Ensembleは閉鎖されています。