タカラトミーの発表した平成23年3月期 第3四半期の連結業績は、売上高1251億5900万円(△12.9%)、営業利益102億1700万円(△15.5%)、経常利益103億1100万円(△14.0%)、純利益93億3600万円(△8.3%)となり、好調だった前年には及びませんでしたが堅調に推移しています。第3四半期は現代版ベーゴマの「メタルファイト ベイブレード」やトミカ、リカちゃんなどの定番商品が順調に伸びた一方、前期に急増したトランスフォーマー関連の反動減やゲームの減少で売上、利益ともに前年の水準には達しませんでした。タカラトミーでは「アジア地域の玩具事業拡大」「ボーイズ商品のグローバル化」「定番事業の強化・拡大」の3本柱を中期経営計画で位置付けています。アジアは香港や韓国でもベイブレードが好調で、約10億円の営業利益を計上しています。一方、欧米事業はまだ立ち上げの段階であり、いずれも利益を上げるには至っていません。9月末から北米でトミカを発売開始しているとのこと。
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