本日、このあと現地時間10時より開幕するGame Developers Conference 2011。毎年規模を拡大している世界最大のゲーム開発者向けカンファレンスですが、ブランドディレクターのSimon Carles氏は過去最高の入場者数に自信を示しました。これまでの最高は昨年の1万8250人。今年は任天堂の岩田聡社長による基調講演のほか、Choice Awardが贈られる鈴木裕氏によるQ&Aセッション、ピーター・モリニュー氏、岩谷徹氏らによるクラシックゲームのポストモーテムをはじめ、ソーシャルゲームやスマートフォンといった時流の講演、家庭用ゲーム機の大作ゲームの開発手法など多岐に渡るセッションが予定されます。また、E3の前哨戦として、各社によるプレスカンファレンスや発表などもGDCの注目度を引き上げているようです。ただし、Carles氏は引き続き開発者のための場所であると強調します。「私達は幾つもの発表が今年もあるであろうことを嬉しく思っています。近年ではパブリッシャーはGDCに合わせて発表の場を設けるようになってきました。しかしGDCはゲーム開発者が集い、共に新しいことを学ぶ場であり、私達は今後もそこに集中していくつもりです」とのこと。2万人近いゲーム開発者が一堂に介するという例を見ない場であるGDC。今年はどんなものがここから生まれていくのか。楽しみです。