Inside Mobile Appsは、アップルがAppStoreのランキング算出方法を変更したと伝えています。これまでAppStoreのランキングは一定期間内のダウンロード数に基づいたものでしたが、どうやらダウンロード後の利用頻度なども加味したものに変更されたようです。これまで10〜20位をウロウロしていたFacebookアプリが一気に1位になっています。今後は単純にダウンロードされるだけでなく、継続的に利用されるアプリが上位にランクされることになります。一方で、常連アプリが上位を独占し、新規アプリにとっては厳しいものになるかもしれません。ちなみにAndroid Marketではこれまでも利用度合いも加味されたランキングになっていたようです。また、幾つかのゲームを中心に採用されている「〜のアプリをダウンロードするとゲーム内通貨をプレゼント」という仕組み「pay-per-install」をアップルは排除を始めているようです(既にAppStoreから削除されたアプリもある模様)。こうした取り組みは開発者にとっては別のアプリへの誘導を図れ、ユーザーにとっては容易にゲーム内通貨や特典が手に入る仕組みでしたが、ランキングを歪める面もありました。「pay-per-install」に特化したアドネットワークも存在し打撃を受けているようです。