今年の6月に最新作となる『Red Faction: Armageddon』が発売されたTHQのRed Factionシリーズが終焉を迎えるかもしれません。同社のCEO、Brian Farrell氏が投資家向けのカンファレンスで、同作が利益の面と評価の面の両方で「明らかに残念なパフォーマンス」となってしまったことを受け、同フランチャイズを今後も押し進めることはない、との意向を明らかにしています。「今日のコアなゲームビジネスにおいて、Red Factionのような説得力のある洗練されたタイトルでさえ、超えるべきバーがさらに高くなり続けて」おり、コアゲームは今後「高品質であるだけでなく、強烈な創造性、製品としての差別化」という条件を満たしつつ、「幅広い観衆へアピールし、アグレッシブに市場に出て行かなければならない」としています。THQは今回のセールスを受け、さらに高い品質の基準を超えるため、タイトルのチェックプロセスを修正する予定。同社は『Saints Row: The Third』『Darksiders II』『Metro: Last Light』といった続編を制作中ですが、独創的かつ高品質なゲームを作りそれをセールスと評価に結びつける、という困難は今後も様々なIPに降りかかるのでしょうか。
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