ソニーは、完全子会社化したソニー・エリクソンの社名を、ソニーモバイルコミュニケーションズに変更すると発表しました。ソニー・エリクソンは、ソニーとエリクソンが折半出資する合弁会社として設立され、携帯電話やスマートフォンの開発・販売を行なってきました。しかしこの分野に注力したいソニーはエリクソンの出資分を買い取る計画を発表。2月15日に手続きが完了し、同社を完全子会社化しました。社名変更はこれに伴うもので、「携帯電話事業をエレクトロニクス事業に完全に取り込むことで、スマートフォンとタブレット、テレビ、PCなどの幅広いネットワーク対応コンスーマー製品群の融合をさらに加速していく」とコメントしています。■会社概要新社名:ソニーモバイルコミュニケーションズ AB(Sony Mobile Communications AB)社名変更予定:2012年2月代表者:バート・ノルドベリ 社長 兼 CEO本社機能所在地:英国・ロンドン研究開発拠点:北京、ルンド、シリコンバレー、東京従業員数:約8,000人(2012年2月1日現在)事業内容:携帯電話の設計・開発・製造および販売資本金:1億ユーロ