KLab株式会社が、同社子会社であるKLab Global Pte. Ltd.を通じて初のグローバル向けタイトルとなる『Lord of the Dragons』を世界154のApp Storeにてリリースした。ダウンロードは無料だが日本からは利用できない。KLabでは、米サンフランシスコに現地法人KLab Americaを設立し北米市場の調査を進めてきたが、グローバルマーケット向けの最初のタイトルは日本で売れたゲームをローカライズするのではなく北米及び欧州マーケット向け専用にゼロから企画を起こしたタイトルを投入することにしたとのこと。『Lord of the Dragons』は欧州マーケットでも人気が高いテーマである中世ファンタジーの世界観と、リッチで美麗なリアリズム系のグラフィックを採用したタイトルだが、ゲームシステムのベースはKLabの人気ソーシャルゲームアプリ『真・戦国バスター for iPhone』で、さらに日本型カードバトルに慣れていない欧米人が取っつきやすいようバージョンアップしているという。現在はiPhoneのみの対応となっているが、iPad及びAndroidやKindleにも対応し、言語も英語だけでなく日本語や中国語への対応を予定しているとのこと。
KLabの2024年度上半期は3割の減収、EAと共同開発の『タクサカ』の売れ行き次第で経営体制の変更もありえる?【ゲーム企業の決算を読む】 2024.8.26 Mon KLabの業績不振が鮮明になってきました。