インデックスは4月15日、13年8月期第2四半期累計(12年9月-13年2月)の決算報告を行いました。これまでの7000万円の黒字予想に反し、第1四半期と第2四半の結最終損益は22億6000万円の赤字(前年同期は4億8000万円の赤字)と赤字幅が拡大しました。この結果、2月末時点で14億3000万円の債務超過となりました。予想を覆す赤字報告の一方で、同社主力のデジタルゲーム事業では、「アトラス」ブランドの『デビルサマナー ソウルハッカーズ3DS』、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』、『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』、『世界樹の迷宮IV』等を中心に好調な売り上げを記録しました。また、ペルソナシリーズを中心にライセンス販売の売り上げも活発で、コンシューマーゲーム分野は売上高・営業利益とも予想を大きく上回りました。さらにコンテンツ&ソリューション事業はスマートフォンの普及も追い風となって堅調に推移していたということです。しかしながら主力事業以外の業績が低迷し、営業損益は当初予想の2億2600万円の黒字から一転、9900万円の赤字となり、経常損益の13億7200万円の赤字に続き、繰延税金資産の取り崩しなどにより最終損益も赤字となりました。この報告にあわせて13年8月期通期の業績予想も修正し、最終損益は16億7700万円の赤字に転落する見通し(前期は4億4700万円の黒字)であると報告しています。
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