発表会の先陣を切ったのは、2011年にEAが巨額で買収したカジュアルゲームメーカーPopCapの新作『Plants vs. Zombies: Garden Warfare』。つい先日、続編となる『Plants vs. Zombies 2』の情報を公開し、Facebookでも『Plants vs. Zombies Adventure』をリリースするなど話題の耐えなかった『PVZ』の、Xbox 360/Xbox One用のスピンオフタイトルです。
『Plants vs. Zombies: Garden Warfare』は、おなじみの植物やゾンビたちが画面狭しと動きまわって戦う、Co-opマルチプレイに対応したサードパーソンシューターで、ステージではライブゲームプレイが披露されました。
先月末に発表済みだった、EAのレースゲームブランド最新作『Need for Speed Rivals』も、ライブマルチプレイレースの実演を行うなど、たっぷり時間をかけて紹介。次世代機向けのグラフィッククオリティは言うまでもなく、レーサーと警察のカーチェイスは遂にヘリの追跡まで加わり並大抵ではない迫力。Autologを主体としたソーシャル、対戦系システムもいっそう磨きがかかっているようです。
『Need for Speed』関連でもうひとつ新発表があり、同シリーズのハリウッド映画化が正式に決まり、既にスタートしている撮影現場風景が公開。 『NEED FOR SPEED THE MOVIE』はEAとDreamWorksによる制作で、主演にはアーロン・ポールが抜擢されています。
EA Sportsブランドでも大きな発表が続きました。昨年も新作の発売が中止するなど2009年から休止していたバスケットボールシム『NBA Live』シリーズの最新版『NBA Live 14』が、次世代機PlayStation 4およびXbox One向けに発売決定。カバーアスリートを務めるNBAスター カイリー・アービングをステージに招き、次世代機を使ったゲームプレイフッテージを紹介。注目はEA Sportsの新技術IGNITEエンジンです。
発表会のしんがりを務めたのは、『FIFA 14』と並ぶホリデーシーズンのEA主力タイトル『Battlefield 4』。先週から予告されていたように、ステージ上で64人のプレイヤーが同時参加するマルチプレイヤーモード“Siege of Shanghai”のライブデモが実施。今作では『Battlefield 2』のコマンダーモードが復活することが告げられ、DICEのゼネラルマネージャーKarl Magnus Troedsson氏が実際にタブレットを手にとって司令官を実演しました。
DICEのKarl Magnus Troedsson氏はステージを去る前に、「みなさんの要望にこたえて、もうひとつサプライズがあります」と述べ、スクリーンには、腕と顔にタトゥーを彫る女性と、白と赤を基調としたビルの内部を一人称視点で駆け抜ける映像。長い間、続編の存在が噂されてきた『Mirror's Edge』がこの場で遂に発表です。大方の予想通りといえばそれまでですが、主人公Faithの姿が映し出されるとゲームファンからは大歓声がおこり、改めて人気の高さを実感。会場のテンションがピークに達したところで、EAカンファレンスは閉幕となりました。
《GameBusiness.jp》