このHawkins氏の請願は社会変革を目指して創設されたソーシャルプラットホーム「Change.org」に投稿されたもので、実例をもってCAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)の致命的な不便さを述べ、「CAPTCHAを抹殺する時が来ています」と語っています。ちなみにこの請願書の宛先には、GoogleのCEO、ラリー・ペイジ氏をはじめ、マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏、Yahooのマリッサ・メイヤー氏など名だたる大手IT企業のCEOの名前が列挙されています。
ゲーム業界では『シムシティ』や『StarCraft II: Heart of the Swarm』などが色弱者向けの「色覚障害モード(color blind mode)」を用意したりと一部のゲームでは視覚障害者向けの対応が進んでいますが、インターネット上の認証システムは世の多く人々にとって日常生活に関わる問題だけに一刻も早い対策が行われるべきではないでしょうか。
《小寺信夫》