それは、ミニマリオをゴールまで導くパズルアクション『マリオ VS. ドンキーコング』。本シーズは米国の任天堂ソフトウェアテクノロジーが開発を行なっていますが、実は「任天堂ウェブフレームワーク」の構築も同社。このライブラリの限界を示すために作られたデモが『マリオ VS. ドンキーコング』なのだそうです。
デモでは4つのステージが用意されていましたが、全てHTML5(JavaScript+CSS)のみで記述され、『マリオ VS. ドンキーコング』で登場していたようなギミックが全て搭載されています。ステージのサイズも最も大きいものはテレビ画面4個分のサイズとなっていました。60fpsでスムーズに動作し、これがHTML5で作られていると感じる部分は全くありませんでした。
任天堂では昨年の発表以降も、様々に寄せられる要望を受ける形で「任天堂ウェブフレームワーク」のアップデートを行なっていて、『マリオ VS. ドンキーコング』のデモはそうしたアップデート作業と平行しながら、4〜5ヶ月の開発期間で作られたそうです。デモということで販売を前提としたものではなさそうでしたが、出来は良さそうでしたので、期待したいところです。