ドワンゴは、平成26年9月期 第2四半期決算を発表しました。緩やかな景気回復基調が続いているとする中、スマートフォンの普及やさまざまなタブレット端末の発売で、通信機能を備えたデバイスの進化と多様化が進むことに伴った新しいアプリやサービスの登場によって関連市場が拡大。同社グループは、このような環境の中で、ネットワークを通じた新しいコミュニケーション手段を提供するために、ネットワークエンタテインメントサービス・コンテンツをスマートフォン、携帯電話、PC、家庭用ゲームソフト市場などで事業展開してきました。■平成26年9月期第2四半期 連結業績 連結経営成績(累計)平成25年10月1日〜平成26年3月31日(%表示は、対前年同四半期増減率)売上高:204億3600万円(17.6%)営業利益:20億2300万円(40.7%)経常利益:20億9700万円(44.6%)四半期純利益:18億8500万円(30.6%)ポータル事業では、PlayStation Vita/PlayStation Vita TV用アプリ「niconico」の香港・台湾版リリース、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『ニコニコ』の配信開始によって、niconicoが視聴できるデバイスが拡大。また、ニコニコ生放送ならではの番組を多数配信しました。平成26年3月末の登録会員数は3,936万人、さまざまな特典が受けられる有料の「プレミアム会員」は223万人となり、「プレミアム会員」の増加が収益に貢献しています。ゲーム事業では、据置型や携帯型ゲーム機の家庭用ゲーム市場は厳しい状況が続いているとする中で、スパイク・チュンソフトより12月に発売したニンテンドー3DSソフト『進撃の巨人〜人類最後の翼〜』が好調に推移。また、MAGES.よりPS3/PS Vitaソフト『IS<インフィニット・ストラトス>2 イグニッションハーツ』、スパイク・チュンソフトより海外タイトルの国内版としてPS3/Xbox 360ソフト『セインツロウIV』を発売しました。■セグメント情報・ポータル事業売上高:90億5241万1000円セグメント利益:16億1754万6000円・モバイル事業売上高:60億8478万9000円セグメント利益:8億1987万9000円・ゲーム事業売上高:41億8822万円セグメント利益:8億5041万5000円・ライブ事業売上高:2億9070万円セグメント損失:△3億8471万9000円・その他売上高:11億1098万9000円セグメント損失:△7852万円尚、同社は平成26年5月14日にKADOKAWAとの経営統合に合意し、平成26年10月1日に完全親会社となるKADOKAWA・DWANGOが設立されます。KADOKAWAは、DMM.comとの共作で大ヒット中のオンラインゲーム『艦隊これくしょん〜艦これ〜』や、エンターブレインのIPを有しているほか、平成25年4月にフロム・ソフトウェアを子会社化しています。これらにより、経営統合後はこれまで以上にゲーム事業が拡大していくことが予想されます。
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